就職と大学院

ドイツ文学やドイツ文化、ドイツ語学を専門に勉強した学生の就職先について紹介します。

就職(公務員と民間就職)

公務員としては、ドイツ文学関連の卒業論文で卒業した学生は、財務省東北財務局、岩手県庁、秋田市役所、大仙市役所、盛岡地方検察庁、裁判所事務官、税関職員、岩手大学職員、岩手県立大学職員などへの就職実績があります。先輩方は3年生から公務員対策講座を受講して準備をして、本番の試験に臨みます。

ドイツ文学という一見関連性が少ない分野を研究していても、公務員に関しては講座に真剣に取り組むことで対策できます。グローバル化が進む現代では、海外研修を含めて海外への視野を持った学生がむしろ評価されるようです。

民間企業としては、岩手銀行、北日本銀行、東北労働金庫、一関信用金庫、JTB、東京メトロ、JR東日本などへの就職実績があります。民間企業に関しては、インターンなどへ積極的に参加して就職先を決める先輩が多い印象です。

就職先に関しては、非常に良好な状況が続いています。ドイツ語や文学を専門にしていることでの有利・不利はほとんどない印象です。むしろ、海外短期研修や短期留学などの経験を評価してもらえる場面は多いようです。

新たな外国語であるドイツ語に真面目に取り組み、海外研修へ積極的に参加し、卒業論文まで仕上げる、という努力が評価されています。岩手大学の学生は真面目で粘り強い性質を持っている学生が多い印象があり、そのことも就職先に影響しているかもしれません。

大学院への進学

大学院へ進学する場合、岩手大学の人文社会科学部では修士課程を提供しており、川村研究室でもドイツ文学を専門とした大学院修士課程修了生がいます。

ただし、ドイツ文学などの研究者を目指す場合、現在は博士論文を執筆する(博士課程を修了する)ことが必須となっています。そのためには、博士課程のある国内外の大学院にさらに進学する必要がありますので、各自のテーマに応じた進学先を教員と相談しながら検討することになります。

だた、近年では大学等の教育機関では新規採用人事が少ない状態が続いています。国内あるいは海外の大学院に進学して博士号を取得したとしても国内で研究者になることは非常に困難な状況です。大学の教員に採用される確率として考えた場合は、博士論文を執筆したとしてもほとんど不可能と言っても差し支えないでしょう。大学院に進学する際は、研究職以外の就職先を見据えて将来の計画を立てることが重要です。

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